「全力で走り切って」-日野小5年生がエール

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンのランナーへのゼッケンを掲げる5年生=岐阜市日野小学校

岐阜市日野小学校の5年生55人が高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン(4月28日)でランナーが着けるゼッケンにイラストや文字を入れました。「疲れたときにゼッケンを見て力になるといいな。最後まで全力で走り切ってほしい」。オリジナルの応援ゼッケンに仕上げました。

「背中にメッセージがあると、後ろに走っている人も元気が湧くね」と大会長の高橋尚子さんが提案。2022年の大会から、岐阜市内の小学校の4~6年生を中心に、約1万人が手がきしています。

ゼッケンは、縦16センチ、横24センチの水に強い白紙。児童たちはペンや色鉛筆を手に、岐阜城、鵜飼のイラストや「ファイト」「がんばりゃあ」などの激励の言葉を添え、色とりどりに仕上げました。

習いごとのダンスが好きという10歳の女児は「かっこよく踊れると楽しい。ハーフマラソンでもいい記録が出せると楽しいと思う。走って疲れたときにゼッケンを見て力にして」。鵜飼マスコットキャラクター「うーたん」のイラスト、「ファイト」の文字を丁寧にかき入れました。

応援ゼッケンは2月末までに岐阜市役所に集められ、4月27日の受け付け時にランナーに1点ずつ配布。28日の出走時にランナーが着けるほか、給水スポットに掲示します。