岐阜のおいしいものが味わえます

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンには、おいしいものが並ぶ「楽市楽座」のコーナーが設けられています。メーン会場の岐阜メモリアルセンターには毎年、大会前日、開催日に屋台ブースが30数店がずらり。2024年4月の大会でも、ランナーや応援に来た人たちのぺこぺこの胃袋をつかみます。

人気ブースのひとつは、明宝ハム(岐阜県郡上市)。長良川水系の山あいで、70年前から地元の職人が手作りしています。ぎふ清流ハーフマラソンは「他県からの来場者が多く、楽しみです」。担当者は東海地方以外の人に食べてもらう好機、と24年春に向け、気合いを入れています。

明宝ハムの串刺しは直径数センチを厚さ1~2センチに切った2個、明宝フランクは70グラム。国産豚もも肉を使っています。ジュージュー心地よい音とかぐわしい匂いを漂わせ、焼きたてで提供します。昭和の時代から人気のプレスハムは「岐阜県の人にはなじみがありますが、製造している会社は少なくなっています」。

楽市楽座ではほかに、五平餅や飛騨牛、から揚げ、大福も並びます。岐阜メモリアルセンターには、展示販売のマラソンEXPO、レクリエーションなどの体験エリアもあり、ランナーでなくても入場できます。これらイベントは、前日の4月27日午前10時から午後6時、開催日の28日午前8時から午後に開設する予定です。走る人も走らない人も、黄金週間の序盤を気軽に楽しんでください。